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SFI開発記#08 解析はできた! でどうする? 

みなさん、こんにちは。Vertysの山本です。

前回までで、データの準備から分析まで、一気通貫のフローを描きました。

分析モデルが完成した。
精度も出た。
「これはOK」「これはNG」の判定ができるようになった。

……で、どうする?

  

「判定できる」だけでは、現場は喜ばない


意外に思うかもしれませんが、
「OK/NGを自動判定できます!」だけでは、現場の反応は薄いんです。

なぜか。

判定できたところで、不良品が減るわけじゃないから。

「このワーク、NGです」と教えてくれても、
「じゃあ、どうすればOKになるの?」 に答えられなければ、
ただの後出しジャンケンです。

  

現場が本当に欲しいもの


現場が欲しいのは、もっとシンプルなことです。


「温度をあと3度下げて、圧力を少し上げれば、OK率が上がりますよ」
  

つまり、「どの条件にすればうまくいくか」を教えてくれること

これを プロセス条件の最適化 と呼んでいます。

分析結果をそのまま眺めて終わるのではなく、
その結果を使って、「じゃあ次にどうすればいいか」まで提案する。

  

これを目玉機能にしよう


既存のデータ分析ツールの多くは、「分析して終わり」です。
きれいなレポートが出て、はい、おしまい。

でも、分析から最適条件の探索までやってくれるツールは、ほとんどない。
しかも、ノーコードで。

「分析して終わり」じゃなく、「分析から改善まで」。
ここに大きな可能性を感じて、
プロセス最適化を目玉機能にしよう と決めました。

SFI開発記(余談) 4日間の合宿

ちょっと余談です。

ここまでの構想をまとめて、いよいよ要件定義に入ります。

要件定義というのは、
「こういう画面で、こういう操作をしたら、こう動く」
を全部書き出す作業です。

前処理から、可視化、項目選択、分析、最適化、監視まで。
全部の画面と操作を、具体的な仕様書に落とし込む。

普通にやったら何ヶ月かかるかわからない

  

佐藤社長と、4日間カンヅメ


そこで、佐藤社長と4日間の合宿を敢行しました。しかも休日にです…

朝から晩まで、ひたすら書く。
画面のレイアウト。ボタンの配置。入力項目。処理の流れ。
エラーが出たときの挙動。

  

生成AI、大活躍


ここで大活躍してくれたのが、生成AIです。

「こういう機能を実現したい」と投げると、
仕様書のたたき台を一瞬で返してくれる。

分析手法の比較表も、
「精度重視ならこれ、速度重視ならこれ」と整理してくれる。

もちろん、AIが出したものをそのまま使うわけじゃありません。

30年の現場知識でレビューして、
「ここは実際の運用と合わない」「この表現は現場に伝わらない」と修正していく。

でも、たたき台を作る速度が桁違いに上がった。

結果、通常なら数ヶ月かかる要件定義が、4日間で骨格完成

生成AI、ほんとにありがとう。

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