企業理念
VISION
技術を繋ぎ、日本の製造業を再び世界へ。
私たちが向き合う現実
日本の製造現場には、世界のどこにも負けない力が宿っています。
機械のわずかな振動から異常を察知する耳。製品の微細な色味の変化を見逃さない目。何十年という歳月をかけて磨き上げられた、言語化できない技術と判断力。それは紛れもなく、日本の製造業が世界に誇る財産です。
しかし今、その財産が静かに、しかし確実に失われようとしています。
今後10年で、熟練技術者の約4割が現場を去ると言われています。深刻化する人手不足は、技術の継承を待ってはくれません。そして、データとして記録されることのなかった膨大な現場知が、人と共に消えていく。
私たちVertys(ヴァーティス)は、この現実から目を背けません。
現場に蓄積された技術と経験を、デジタルの力で次の世代へ繋ぐ。属人化された暗黙知を、企業の永続的な資産へと転換する。それが、私たちの存在意義です。
PieceMaker ── 足りないピースを埋める者
製造現場のDXが思うように進まない原因は、大きなシステムの不在ではありません。
「あと一つ」の足りないピースが埋まらないことです。
設備のデータを活用したいのに、それを取得する手段がない。生産性を定量化したいのに、自動で集計する仕組みがない。AIで品質を分析したいのに、現場で扱えるツールがない。大きな理想を描きながら、たった一つのピースが欠けているだけで、変革の歩みが止まってしまう。
私たちはそうした工場を、数え切れないほど見てきました。
PieceMaker(ピースメーカー)。
それは、「足りないピースを埋める者」という決意を込めたブランドです。
革新的な技術と製造現場のあいだには、まだ大きな溝があります。その溝を、私たちは製品・技術・サービスという形で一つひとつ埋めていきます。ピースが一つ埋まるたびに、現場は次の段階へ進むことができる。小さなピースの積み重ねが、やがて工場全体の変革へとつながっていく。
それが、PieceMakerという名前に込めた信念です。
4つの原則
Vertysは、すべての製品・サービスにおいて、4つの原則を貫きます。
Edge First ── 現場起点のデータ活用
クラウドありきではなく、現場のエッジで動くことを最優先にします。ネットワーク環境が万全でない工場でも、現場のすぐそばでデータを収集し、可視化し、分析できる。それが、本当の意味での現場のためのDXです。
No-Code ── 誰でも使えるAI/IoT
プログラミングの知識がなければ使えないツールは、現場には根づきません。設備の接続も、生産性の分析も、AIによる解析も、現場の担当者が自らの手で行えること。それを、すべての製品で実現します。
Legacy Fit ── 既存設備をそのままスマート化
最新設備への入れ替えがDXの前提になってはなりません。今ある設備、今ある生産ラインをそのまま活かしながら、データ活用の世界へ踏み出せること。それが、現場にとって本当に現実的な第一歩です。
UX Driven ── 製造業ソフトウェアのUI/UX革命
製造業向けソフトウェアの多くは、「専門家向けだから難しくて当然」という前提のもとに設計されてきました。複雑な操作体系、直感に反するインターフェース、分厚いマニュアル。「プロ用」という言葉が、使いにくさの免罪符になっていたのです。私たちは、その常識を覆します。高度な機能と、誰もが迷わず使える操作性は、両立できます。現場の技術者が画面を開いたその日から、自然に使い始められる。そういうソフトウェアだけを、私たちはつくります。
私たちが見据える未来
Vertysが届けたいのは、一つの製品ではありません。
データの収集から、生産性の可視化、AIによる解析、そして生産プロセスの最適化まで。製造現場のあらゆる段階で足りないピースを埋め続け、工場が自らの力で進化し続けられる基盤をつくることです。
規模の大小を問わず、日本中の製造現場がデータとAIの恩恵を受けられる世界。ベテランの知恵が失われることなく、次の世代に受け継がれていく世界。
その実現に向けて、私たちは歩み続けます。